etude 001 infini

 

- #3 infinest -

 2012年にリリースのetude #3。バッファを取り除いたチューブスクリーマーをモチーフにし、TS回路の特性をさらに推し進めた1台です。TSの特徴的なローエンドのカット、高域を積極的にコントロールするフィルターコントロール、この2点に着目し推し進めたのが#3:infinestです。強烈なローエンドの削ぎ落としや、強烈なトップブーストを搭載し。ハイミッドからハイを中心とした”Glassy”な個性を持つドライブペダルでした。

 また、現在のNoel製品にも採用されているシルバーの印字への変更や、RevuやVシリーズに繋がるケースサイズの変更など現在のNoelにとって重要な1台であったので、今回改めてブラッシュアップし新しい形でリリースすることとなりました。

 

 

 

-  001 infini -

 基本的なコンセプトや回路構成は#3を踏襲し、ローエンドの設定や、フィルター設定などの回路構成を見直しを行いました。ブーストだけでなく、単体で使用できるスタンドアローンな歪みエフェクターを目指しました。

 ローエンドを極端にカットしていた#3とは異なり、infiniでは歪み量が多くなるごとに飽和する部分の低域だけをカットする設定となっています。またトップブーストや帯域を可変域を見直しました。これにより、個性を失うことなくよりスタンダードなドライブペダルへと生まれ変わりました。アンプやその他のエフェクターなどのサウンドシステムの中で、調和できるように全ての見直しを行ってあります。

 

 

”Level” ”OverDrive”

 この2コントロールでは通常のエフェクターと同様にレベルではマスターヴォリュームの調整を、オーヴァードライブでは歪みの質感調整を行うコントロールとなっております。

 増幅の要・心臓部であるICにはMC 1458を採用しております。決して音像を高解像のまま出力できるICではありませんが、ローロイズで落ち着きのあるスムースな心地よさを持つICです。#3同様にこのICに合わせたドライブレベルや回路内のトーンフィルタリングを設定しています。

 歪みを作り出すクリッピング部分には、#3でも使用したLEDを搭載しています。ヘッドルームを若干広めに取り、より立体感のある独特な飽和感を付帯します。ドライブ量によって付帯する飽和感が増減しの質感が変化していきます。クリーン~ミドルゲインまでそれぞれのポジションでお好みの設定を探っていただければと思います。

 

“Edge”

本機の最大の特徴でもある”EDGE”コントロール。これまでのNoel製品では基本的にパッシブタイプのトーンコントロールを選択してきました。回路が出力するサウンドのキャラクターを変えることなく微調整するようなものでした。しかし本機の”EDGE”コントロールでは2000Hz以上の高域をコントロールし、キャラクターを変化させるものとなっています。

 まず0%ではトップカットされたサウンドとなります。これはこれまでのNoelでのペダルCornetやVoile、Victoireのように、高域がカットされる設定となっていますので、これまでのNoelらしいサウンド設定となっております。100%では大きくキャラクターが変化します。”EDGE”の名の通り凛とした高域が強調されます。今回infiniではより実用的なコントロールを目指し、最大時の設定を#3のトーンの50%程度に制限しています。

 若干複雑なコントロールですが、まず0%・100%の位置でそれぞれのキャラクターを体感して頂いた後に、お好みのポジションを探っていただくことをお勧めしております。

 

最後に、Jake Cloudchair氏によるデモンストレーションです。是非ご覧ください。via YouTube